ナッツのまめ知識

VOL.10|まろやかな芳香と味のマカデミアナッツ

写真原産はオーストラリアのクイーンズランド州。かつては防風林としてのみ使われていたようですが、その実が食用に適することが発見され、徐々に農園が作られるようになりました。

日系アメリカ人がマカデミアナッツとチョコレートの相性が良いことに注目して、ナッツをチョコレートで包んだものを製品化したのが、今ではおなじみとなった、マカデミアチョコレートのはじまり。お土産として、すっかり定番の品ですね。
カリッと口の中でナッツが砕けて、クリーミーなチョコと絡み合って、絶妙な味わいです。
この品の良い贅沢なナッツは、粒をまるごと味わっても美味しいですが、魚・肉料理・サラダなどにも合う、魅力的な食材です。

また、マカデミアナッツは、優秀な美肌液にもなります。バルトミン酸を多く含むので、シミ・シワなどのお肌の老化を防いで、肌がしっとりと潤うのです。保湿効果が高いので、乾燥肌の方にはピッタリ。アンチエイジング商品としても、注目を集めているようです。



VOL.09|南国からのおくりもの ココナッツ

写真随分以前になりますが、大ブームとなったナタデココ。ココナッツが原料になっていることは有名な話です。

ココナッツはマレー半島からポリネシアにかけての地域が原産地で、1億2000年程前から生育している非常に古い植物です。
一般にココナッツといっても3種類あり、まだ若くて実が柔らかいものはジュースで飲み、熟した肉厚なものはココナッツミルクに、そしてその中間の程良く熟したヤシの実は柔らかすぎず硬すぎないので、削ってお菓子にまぶしたり、料理の具に使ったりします。

栄養価としては、マグネシウム、鉄分、特に「難消化性デキストリン」という水溶性食物繊維と必須ミネラルであるカリウムをたっぷり含んでいるため整腸作用、美容効果があり、むくみ防止、利尿作用、便秘予防、高血圧予防、貧血予防にもつながります。

お菓子やデザートに振りかけてみると、あのシャリシャリっとした独特の触感がいつものデザートにもアクセントをつけてくれます。またココナッツを入れたココナッツカレーに挑戦してみるのもオススメ。普段のカレーとは違う、少し甘味のあるさわやかさが南風を感じさせます。 是非、食卓にココナッツを!



VOL.08|アーモンドの花 見たことありますか?

写真今では、カリフォルニア・アーモンドが生産量、品質ともに世界最高峰を誇っていますが、アーモンドの原産はアジア西南部で、現在では南ヨーロッパ、アメリカ合衆国、オーストラリアなどで栽培されています。日本では小豆島などで栽培されています。

アーモンドの木は約5メートルにもなり、日本では3~4月にかけて、葉のない枝に、白色または桜色・桃色の花弁の端に小さな切込みの入った、サクラのような花が咲いて、7~8月には実が熟します。桜色・桃色の花の品種の場合は桃の花そっくりに見えるんですよ。
それもそのはず。アーモンドは、アンズや桃、梅の近縁種で、バラ科サクラ属なのです。



VOL.07|キレイになる秘訣!?

写真「ナッツのまめ知識」ですが、今回は弊社でも取り扱っている「プルーン」について、紹介します。

プルーンはプラム(西洋すももの一種)を乾燥させたもので、薔薇科の植物の一種です。一般的に生鮮のものがプラム、乾燥させたものはプルーンと呼ばれています。
古代ギリシア、ローマ時代から食用に供されており、栄養が豊富なため薬効用果実としても珍重されています。

貧血に効く鉄分を多く含み、またペクチンという水溶性食物繊維も豊富で、便秘改善に役立ちます。その他にも、抗酸化作用があるポリフェノール類を多く含んでいるので、生活習慣病やガンの予防にも効果があると言われています。

また、ある芸能人がTVで「プルーンがキレイになる秘訣」と紹介していましたが、世界的にも人気の高い果実のようです。



VOL.06|アスリートには常備食

写真毎日、強い日差しの下、肌を露出しているアスリート。
日焼けも体力消耗の原因のひとつですので、何種類もの必要栄養分が凝縮されている「ドライフルーツ」
「ナッツ」を利用されている方も多いそうです。

体力の維持管理、日ごろの体調コントロールなど、
鍛えるだけでは最後の粘り強さが発揮できません。
ナッツは目に見えない体作りには最適で、試合の
合間や食事が取れないときの常備食として普段から
良く食べられているようです。



VOL.05|ナッツの上手な保存法は?

写真からだにとても良いナッツですが、その品質や美味しさを守りるための保存方法を知っておくと便利です。

脂肪を多く含むナッツの弱点は酸化です。
開封したら直射日光や高温多湿を避け、密閉容器などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
ナッツはにおいを吸いやすいため、においの強い食品と一緒に保存しないように注意してください。
量が多いときや、すぐに食べ切れないときには冷凍保存がオススメです。
ポリ袋を二重したり、冷凍庫用の保存容器などに入れて冷凍してください。 解凍せずにそのまま使えて、美味しさも損なわれにくいのでオススメです。



VOL.04|ナッツに含まれる脂肪は身体に良い!

写真ナッツ類はカロリーが高いというイメージがありますが、実はナッツに含まれる脂肪は「不飽和脂肪酸」といい、とても身体に良い良質な脂肪なのです。

脂肪には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。

不飽和脂肪酸(リノール酸や、リノレン酸)は善玉の脂肪で、心臓、循環器、脳、皮膚などの重要な器官や組織に必要な栄養なのですが、体内で作ることができませんので食事から摂る必要があります。
この不飽和脂肪酸が多く含まれているナッツは、安心で身体にとても良いのです。皮膚のカサカサの改善や、血行を良くしてくれるなどの効果があります。

ナッツをひとつかみ(30gぐらい)毎日食べることで、より健康的な体づくりをサポート!
でも、食べすぎには注意して下さいね。



VOL.03|アーモンドでおなかもすっきり!

写真アーモンド100gあたりには、なんとごぼうの約2倍、玄米の約7倍の食物繊維が含まれています。

そのうちの80%は不溶性食物繊維で、水を吸収して膨張し腸を刺激するので、腸内で老廃物の排泄を助ける働きがあると考えられています。

アーモンドならお口にポイッと、スナック感覚で手軽にたくさんの食物繊維を摂ることができます。便秘で悩んでいる方、メタボ気味の方にもオススメです。

また、アーモンドにの食物繊維には優れたプレバイオティック効果もあり、善玉菌(プレバイオティックス)を増加させる作用があります。

アーモンドは、腸での脂質の吸収を阻害する働きとプレバイオティックの働きで、腸の健康を幅広くサポートする食品なのです。



VOL.02|生活習慣病対策にアーモンド!!

写真現代人を悩ます生活習慣病。
その原因の一つとして、体内の細胞を酸化させる「活性酸素」が挙げられます。
しかし、私たちの身体にあり、活性酸素の害を阻止する「抗酸化力」は、年齢とともに低下していきます。

そこで強い味方になるのが、アーモンドです!!
アーモンドの実にはビタミンEが、そして皮にはポリフェノールという2つの抗酸化成分が含まれています。

“若返りのビタミン”と呼ばれるビタミンEは、活性酸素の害から細胞や血管をまもり、悪玉コレステロールの酸化を抑え、生活習慣病対策にぴったりの栄養素です。

また、アーモンドに含まれるポリフェノールの「カテキン」「ケンペロール」は、特に抗酸化力が高く、悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれています。

美味しいアーモンドを食べることによって、動脈硬化や心臓病などの生活習慣病の対策に役立ちます。



VOL.01|ナッツはダイエットに良い!?

写真ダイエットとは、健康や美容などを目的として、食事の質・量をコントロールすることであり、バランスの良い食事をきちんと摂ることがダイエットの基本です。

ですが、「ダイエット=食事をがまんして減量する」というイメージが先行して、間違ったダイエット法を実践してかえって太ってしまった、という事例も少なくありません。

体に無理な負担をかけたり、極端に栄養摂取を少なくするとダイエット効果は減るどころか、逆に太りやすい体を作ってしまいます。問題となるのは食べる量や回数よりもその食事の内容です。

ナッツ類はダイエットに効く食品って、知っていましたか?

一見ナッツは脂肪分が多くて太る食品のように思えますが、主成分は脂質でも、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸。また、ビタミンB・Eや繊維質なども多く含まれ、アーモンドをはじめ、ピスタチオやピーナッツ、どれも栄養たっぷりの食品で、昔から保存食としての使われ方もしてきました。適度に食べるとヘルシーなんですよ。

また、ナッツはサラダやフライの衣に使用しても、歯ざわりがよく、美味しくいただけます。

今後、各ナッツのまめ知識をお届けします。
ナッツの良いところをたくさん知っていただけたらと思います。乞うご期待ください!

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