ナッツのまめ知識

VOL.60|マカデミアナッツで美肌キープ

写真マガデミアナッツはその名の通りマカデミアの木からとれる実のことで、もともとオーストラリアの先住民であるアボリジニが食べていました。殻はとても硬く、通常は中身だけを食べます。ハワイの食べ物というイメージがありますが、生産量はオーストラリアがトップです。

マガデミアナッツもピスタチオに似た栄養素を含んでおり、同様の健康効果、ダイエット効果が期待できますが、特に注目すべきはパルミトレイン酸です。パルミトレイン酸は植物の中では唯一、マカデミアにのみ含まれる栄養素です。30歳頃を境に徐々に減少し始める脂肪酸を補い肌に潤いを与えてくれます。脂肪酸が減少すると、肌のバリア機能が低下してカサカサ乾燥肌になってしまいます。

マガデミアナッツに含まれるパルミトレイン酸を摂取することで皮脂の分泌を促し、肌のバリア機能を高めることで乾燥によるシワやシミ、肌の老化を防ぐ効果が期待できます。マガデミアナッツを美味しく食べて、美肌を末永くキープしてみてはいかかでしょうか。

ただし食べすぎにはご注意を。おつまみ、おやつの範囲を超えない程度で1日10粒程度を目安に楽しんでください。



VOL.59|くるみの安眠効果

写真くるみは古くから「貴族の美容食」と呼ばれ、薬効の高い食物です。パンやスイーツなどのアクセントとしても大活躍ですが、意外にも睡眠の質を高めてくれる安眠効果もあります。

睡眠ホルモンの一つで、自然な眠りを誘う「メラトニン」が含まれており、自然な睡眠を促す効果があると言われています。くるみを食べると「メラトニン」の血中濃度が3倍に上昇し、眠りにつきやすくなるのです。1日数個のくるみを食べることで自律神経が整えられて寝つきが良くなります。

その為、不眠症改善に効果的と考えられています。日々の疲れやストレスで、寝つきが悪い…、そんな時はくるみを食べてみてはいかがでしょうか。



VOL.58|ココナッツで健康増進!!

写真ココナッツは何千年もの間、世界中の人々により食糧と医薬品の貴重な資源として大切にされてきました。今でもココナッツに由来する製品はその地域の民間薬として使用されています。

ココナッツは栄養価が高く、食物繊維、中鎖脂肪酸、カリウムが豊富に含まれます。
食物繊維は、糖尿病や癌、動脈硬化、便秘の予防に、中鎖脂肪酸は、動脈硬化を抑制に、カリウムは高血圧を防ぐ効果があると言われています。
現代医学でも様々な健康増進の効能が期待されているココナッツの成分!

そんなココナッツを是非、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。製菓やカレーなどに使用することで南国の雰囲気が一気に盛り上がりますね。



VOL.57|おつまみとしてのピスタチオ

写真ピスタチオは、お酒のおつまみとして大変人気ですが、これは食べやすさや
風味の良さだけでなく、アルコールと一緒に摂取することがとても効果的なのです!

ピスタチオに含まれるカリウムは体内で一定の濃度を保つために、尿や汗などで体外に
排出されます。その7~9割が尿として排出されるため、利尿作用があるアルコールを
頻繁に飲む方は、カリウムが不足しやすいといわれています。
つまり、アルコールを飲むときに一緒にピスタチオを摂ることで、
不足したカリウムを補うことができます。

おつまみの他、ピスタチオを緑色葉野菜のサラダに散らしたり、
全粒押しオート麦から作ったオートミールに新鮮なバナナとピスタチオをトッピングして、
食事でもぜひお召し上がりください。

血糖値を抑えながら彩りにも使えて目にも美味しい食事をナッツで実現できそうですね。



VOL.56|ヘーゼルナッツの効果

写真アーモンド、カシューナッツと並んで「世界三大ナッツ」と言われるヘーゼルナッツ。
中でもヘーゼルナッツは、心疾患、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防に役立つ
栄養成分を多く含んでいるのが特徴です。
たとえばヘーゼルナッツには、アーモンドの約1.6倍の一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)が
含まれています。
また、ビタミンEを多く含む食品として落花生(ピーナッツ)がよく知られていますが、
ヘーゼルナッツには落花生の約1.7倍のビタミンEが含まれているのです。
嬉しい成分がぎっしりですね。

その他の効果として、体の酸化を防ぎ、血行促進・健康な肌作り・便秘解消・
骨粗しょう症予防などにおいても有効に働きます。
また、最近はヘーゼルナッツを加工する際に抽出されるヘーゼルナッツオイルも
注目されており、先に述べたような効果はもちろんのこと、
体内に吸収されやすい成分が含まれ、消化を促す作用があります。

栄養のぎっしり詰まったヘーゼルナッツ!

日々の食生活に取り入れて、より健康な体作りを心がけたいですね。



VOL.55|プルーンで腸をきれいに

写真今回注目したいのが、プルーンの便秘解消効果。
便秘に悩む方は多くいますが、症状がひどくなるとお腹の痛みや吐き気などの症状を
もたらすだけでなく、血中に不要な毒素が溜まりニキビなどの肌荒れにも繋がります。

プルーンには、水溶性食物繊維であるペクチンが豊富に含まれており、胃の中に入った
食べ物や腸内にある水分を吸収してゲル状にする性質があり、便秘を予防します。

また、善玉菌を増やして腸内環境を正常化し、腸内に存在する毒素や老廃物を
吸収する作用もあります。

その他には、「骨や歯の健康に保つ」「感染症を予防する」「むくみの改善」
「生活習慣の予防」「貧血解消」など、様々な効果もあります。



VOL.54|アーモンドミルク

写真最近話題の『アーモンドミルク』はご存じですか? アーモンドを一晩水に浸して
ミキサーなどで砕き、水を加えてガーゼなどで漉して簡単に作ることができる栄養ドリンク。
ミルクといっても牛乳と異なり、乳糖やコレステロールを含んでおらず、
カロリーは低脂肪乳や調整豆乳の半分程度でとてもヘルシーな飲料です。

牛乳と違ってお腹を壊す心配はありませんし、カロリーも低いので、食事の色々な場面でも
活用していただけるものになります。

アーモンドミルクの効能は、とにかくヘルシー。
また、アーモンドには若返りのビタミンと言われる「ビタミンE」が豊富に含まれており、
ミネラルや良質な脂質、食物繊維も多く含まれているため、
美容にも健康にもとても効果的です。

欧米ではたいへん人気が高く、バニラやチョコレートの風味をつけたアーモンドミルクも
市販されています。そのまま飲んでも美味しいですが、コーヒーに入れてアーモンドフレーバーを楽しみながらいただいてもよいですね。



VOL.53|ナッツの女王「ピスタチオ」

写真ピスタチオは、「ピスタチオグリーン」と呼ばれるほど緑色が鮮やかで、
熟した種子を殻果ごと焙煎し塩味をつけたものは、他のナッツ類と異なる風味で
“ナッツの女王”といわれる高級感があり、大変人気があります。
また、殻を割るパチンという音も心地よく、お酒のつまみとしてもとても人気がありますね。

お菓子の材料としては、「ピスタチオファン」のパティシエも多く、鮮やかな緑色を活かして、
ジェラートやビスコッティ等に多く使用されています。
その中でも、多くの女性に人気なお菓子は、ピスタチオ味のマカロン。最近、人気のフレーバーとして話題になっています。
その他、パスタやスープなど様々な料理にも使用されるようになり、
食材としての人気が上がりつつある食材の一つと言えます。

食物繊維を多く含み、カリウムやビタミンBなどの栄養素も豊富なピスタチオ。
お菓子や料理をおいしくする隠し味として、ぜひピスタチオを料理に取り入れて
みませんか。



VOL.52|健康にいいレーズン

写真レーズンには、多くの果糖やブドウ糖が含まれており、
効率のよいエネルギー源として古くから知られております。
レーズンの皮に含まれるポリフェノールは、多くのアレルギー症状を軽減する役割があり、
また腸内環境の改善や動脈硬化、癌の予防にも効果があると言われています。
その他レーズンに含まれるアミノ酸の一種は、ホルモンの分泌を促し細胞の新陳代謝が
活発に行われ老化防止にも役立つとされています。
定期的に食べる習慣をつけることで、免疫力向上、インフルエンザ予防、疲労回復、
さらに不眠症にも効果を発揮しますので、ぜひ積極的に摂取すると良いです。

効果的なレーズンの食べ方は、もうひとつの健康食品の王者であるヨーグルトと一緒に
食べることです。ヨーグルトの主な成分は、タンパク質、カルシウム、そしてビフィズス菌ですが、
ここにレーズンを投入することで、ヨーグルトにはない食物繊維の効能を追加することができます。
ヨーグルトのビフィズス菌によって悪玉菌を抑制し、
レーズンの食物繊維の作用によって腸内環境を改善できるのです。
デザートやおやつの時間に、レーズン入りのヨーグルトはいかがでしょうか?



VOL.51|美容に良いドライフルーツ

写真ドライフルーツは皮ごと食べられるという利点があるので、生のフルーツを食べるよりも
栄養を多く摂ることが出来ます。
特に鉄分や食物繊維が豊富なので「貧血になりやすい方」「便秘がちな方」にオススメです。
また、市販の加工されたおやつよりも自然の甘さを味わう事ができ、
栄養価が非常に高いので毎日適度に摂取して頂く事がおススメの美容習慣です。

ドライフルーツの適量は、フルーツの種類によっても違うのですが
大体1日15~30グラムが目安と言われています。
適量以上に摂取しますと糖分の摂り過ぎになりますので、少し小腹が空いた時などに、
良く噛んで食べて頂く事をおススメします!

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